医者

専門治療で病と闘う!~脳梗塞やがん、高血圧の予防と治療~

咳や痰が初期症状のがん

看護師

レントゲン撮影が必要

胸腺というのは心臓の上にあってTリンパ球と呼ばれる白血球を作っている臓器のことです。幼少の頃には免疫を担う重要な臓器ですが、大人になるにつれて小さくなっていき、脂肪組織となってその役割を終えるのです。胸腺腫瘍というのはその脂肪組織となった胸腺にできるものです。胸腺腫瘍は進行速度が遅いのですが、まれに進行すると肺や心臓などに広がる恐れがあります。胸腺がんとは別の腫瘍ですが、どちらも悪性の腫瘍なので注意が必要です。早めに症状に気づいて早期治療することが大事で、胸の痛みや咳や痰が止まらない時には医師の診察を受けることです。また呼吸困難や顔面や首に鬱血ができたり、むくみの症状が出たりします。初期の段階では無症状が多いので、定期的に胸部X線撮影などをすることが必要です。

合併症を引き起こす

胸腺腫瘍にかかっている患者の特徴は合併症を持っているケースが多いという点です。免疫系の病気を持っていることが多く、特に重症筋無力症です。この病気は身体の筋肉がうまく使えず、食べ物を食べたり飲んだりすることが困難になり、顔の表情も作りにくくなるのです。胸腺腫瘍患者の30パーセントから50パーセントがこの合併症を起こしているのです。胸腺腫瘍の治療としては外科治療が最も多く行われます。また手術後には放射線治療によってがんの再発を防止します。手術で胸腺が摘出できない場合にも放射線治療が行われます。また薬物療法も行われますが、抗がん剤によってがんを小さくしておいてから手術を行うという方法もとられます。薬物療法には抗がん剤の他にホルモン療法も行われます。

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